デザインとは何なのかを考える
takumi
デザイン
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結論
デザインとは、「アート・デザイン」と「商業デザイン」の2つがある。
デザイナーは「商業デザイン」を制作する。
「商業デザイン」はクライアントの目的に効果があるものを製作しなければならない。
デザインとは
私はデザイナーの仕事をする上で、デザインとは何なのかと考えることは大事だと思っています。
デザインを日本語にすると「設計」や「意匠」といった意味があります。
私が思うに、デザインと言っても大きな枠が2つあると思うのです。
その2つは、「アート・デザイン」と「商業デザイン」です。
「アート・デザイン」はアーティストが制作して、「商業デザイン」はデザイナーが制作するというのが私の考えです。
そして、世の中にはアーティストよりも、デザイナーの数の方が多いと思います。
「アート・デザイン」はアーティストが作る
「アート・デザイン」はアーティストが自分の作品として創るものです。
自身の感性や価値観を反映した作品を制作し、作品自体が評価を受けるか受けないかという世界です。
デザイナーが作るのは「商業デザイン」
デザイナーが作るのは「商業デザイン」であるということをしっかりと認識することが大切だと考えています。
商業デザインとは、商業に関わるデザインで、主に営業や販売に用いられることが多いです。
「商業デザイン」とは
先ほど、デザイナーは「商業デザイン」を制作すると書きました。
そして、商業デザインには営業や販売といった目的がありデザイン制作する必要があります。
世の中の認知は、あなたがデザインした商業デザインではなく、クライアントの会社や商品やYouTubeチャンネルなどにフォーカスが当たるようにセンターピンとなる対象物や目的と調和がとれたデザインを施す必要があります。
そのため、目的をクライアントから、しっかりとヒアリングして方向性を誤らないようにデザインを仕上げなければなりません。
例えば、以下のような目的があったりします。
- 美容室ホームページを開設して、予約率を高めたい
- 商品のLPを作成して、販売促進をしたい
- 目を引くサムネイルを作成し、YouTube視聴者数を増やしたい など
既存の会社・商品・サービス・インフルエンサーなどには、すでに既存のイメージがあるものです。
例えば、かっこいい・クールや、かわいい・ナチュラルや、綺麗・リッチなどのイメージであったり、色についても、ビビッドな黄色や、ソフトな水色などのイメージカラーがあったりするものです。
会社・商品・サービスの既存イメージを壊さずに、色々な目的に効果があるように制作を進めなければいけません。
そのため、クライアントとのコミュニケーションが非常に重要となってきます。
確認しておくべき項目は無数にあるので、事前に書き出してクライアントとの打ち合わせの際やメールなどでヒアリングシートとして提出及び確認をしましょう。
また、打ち合わせの内容やヒアリングシートの回答に抽象的な表現があることは多いので、その部分の内容を汲み取り確認を行い、クライアントの意図と一致した提案ができるかがデザイナーの腕の見せ所となってきます。